連続創成研削盤 RZ 160 4.0
自動車用トランスミッションをすべてカバー
自動車用トランスミッションに組み込まれるすべての歯車をカバーする機械
RZ 160 4.0創成研削盤はその生産性により、自動車用歯車製造における業界標準を形成しています。160 mm以下の直径の研削領域と0.5 - 4 mm のモジュール範囲により、自動車産業で使用されるディスク・タイプに加えてシャフト・タイプの歯車すべてをカバーします。
生産性とフレキシビリティ
自動車用トランスミッション歯車の量産という主要用途に加え、この機械は個別の試作ワークや小規模生産といったフレキシブルな使用にも適しています。このことは、プロファイル研削用の追加の研削ヘッド、ラインドレス、それにオプション「機上測定」を見れば明らかです。
安定した高性能
RZ 160 4.0の設計原理はダブルスピンドル技術、軸移動の並列化、全スピンドルのレスポンス性、及び高速の研削速度に基いています。
旋回式ドレス軸により、ライスハウァー開発の、ラインドレス、マルチリブフルプロファイルロールによるドレス、トポロジカルドレスといったすべてのドレス技術が使用可能です。
セットアップ時間の短さが機械のフレキシビリティを高めます。テールストックオプションにより、ディスク・タイプに加えてシャフト・タイプのワークも研削可能です。標準フル装備機はコンパクト構造により、容易に既存の製造ラインに組み込めます。操作方法は他の型式RZ 60とRZ 260と同じであり、RZ 60とRZ 260のオペレータはRZ 160を即座に高い生産性をもって使いこなすことができます。
世界各地で顧客に利益をもたらし続けている数百台のRZ 160機こそが、まさしく、この研削盤の性能の証明です。
作業領域
ハードウェア・オプション(抜粋)
技術オプション(抜粋)
制御
- ローノイズシフティングはトランスミッションにおける騒音発生を低減します。
- 研磨はトランスミッションの性能値を改善します。
- ツイストコントロール研削は歯面の接触面の目的に合わせた変更を可能にします。
- 100 m/sの高速研削は研削時間と研削焼けリスクを減らします。
- ラインドレスは、試作用歯車に最高のフレキシビリティを提供します。
- ベベロイドの研削により、研削盤の用途が拡大します。
- プロファイル研削は幾何学的に困難な輪郭の歯車研削を可能にします。
ローダーシステム
ライスハウァー研削盤は生産性が高いため、これに応じてオートメーション化の要求も高くなります。自社製のローダーシステムはこの要求を満たし、顧客固有のマテリアルフローに柔軟に対応します。